15期4回目キャンプ
10月10〜12日 場所・日和佐川

第4回キャンプ地は、
徳島の県南の日和佐川。
日和佐川は遊びの宝庫だ!!
クジラ岩での飛び込みや堰上でのカヌーあそび
そして何といっても魚が取り放題
数多くの遊び場を経験してきた川ガキにとって天国のような場所だ。

クジラ岩に到着。前回下見できた時の青い日和佐川を思い出しながらワクワクしていく。
しかし、川が見えてくると唖然とした。白く濁っている。どうしてだ??今までこんな濁りをした日和佐川を見たことない。
潜ってみるとそこも見えない。これでキャンプは大丈夫なんだろうか?
少し下流に行った潜水橋
少し濁ってる。けど、少しはましになってる。
じゃあ、梅田淵は行けるんじゃ?

梅田淵は、何の問題もなく日和佐ブルー
アユが群れで泳ぎ、小さなたまりには底もの系の魚がびっしりたまってる。
少し潜れば、ツガニ・手長エビが取れ今回のキャンプはおいしいものが食べれるぞと心が躍る。

ぞくぞくとスタッフがそろい始め明日からいよいよ始まる。

満点の星空からあけた夜は、寝袋から出たくないほど寒く本来ならキャンプの最終回である10月の寒さを知らされる。
早朝下見隊は、濁りだしたポイントより上を散策。
アユの沢山いる最高のポイントを見つけて帰ってきた。
いい遊び場を開拓できるのは、いろんな川でいいポイントを見つけているからこそ。
これで、川が濁っても一安心だ。
ご飯もすまし、スタッフで下見へ。
それぞれのポイントを回り何ができるだろうか考えていく。
幸いにも、一晩で川の濁りもとれブルーの川にもどっていた。

さあキャンプ地に電車でごとごと揺られながら川ガキがやってきた。
キャンプ4回目となればテントを張るのもお手の物。ささっと立てて荷物を入れる。
さすがに10月にもなれば水着にしぶる子もチラチラ。だがしかしそれをスタッフがほっておくわけがない!!
今日は太陽が出てるから・鮎がメッチャおってつき放題で楽しいでありとあらゆる方法で川に誘い込んでいく。
もちろん水着にささっと着替えて早くも戦闘態勢の川ガキもいる。
お昼ご飯を食べたら遊びミーティング。
遊び場を決めたらさぁ出発。

最終日は、待ちに待った晴れた空。
今日はあったかいぞー!!

それぞれいろんな遊び場に広がってく。

新規開拓されたウミガメ岩は、15㎝くらいのアユが群れで泳ぎ回っているアユの天国。
そして誰が一番数を獲るか勝負スタート。
陸では、火を焚いてスタッフが突いてくるのを待っている。
鮎が逃げないよに、そーっと水に入る。せっかく固まっている鮎が逃げないようにするためだ。
時間がたつと人の動きを見てすぐに逃げ出すようになるので始めでいかに数を稼ぐかが肝心だ。
鮎が通るところを見つけたら息をひそめて通るのを待つ。下手に追っかけると鮎のほうが早いからなかなか捕まえられない。
潜りなれた子どもが素早くついて上がって早速焼いていく。

鮎の焼けたいい匂いが川に漂う。匂いにつられて、お腹をすかした蜂も寄ってくる。
落ち鮎の時期だから油がしっかりあり味はもちろん絶品だ。卵を持っていれば当たり。
そしておいしいからまた食べたくなってまた潜る。
なんと贅沢なひと時だ。

クジラ岩では、飛び込み祭りが開催される。
みんなで連続飛び込み・同時に飛び込み様々な飛び方で
高さ5メーターのところから次々に水しぶきをあげて水中に落ちていく。
スタッフのほうが怖くて子どもに励まされる始末だ。
飛び込みに飽きたら、上流でエビ探し。
石をひっくり返し、裏に潜んでいたエビを手づかみで獲り焼いて食べる。
それにも飽きたら沢登り。遊びがその時々で生まれては消えていく。
川ガキは、ホントに遊びを生み出すのが上手だなぁ。

堰上では、カヌー遊び。水が少なく溜まりになっていて遊ぶにはちょうどいい。
カヌーに乗っていたらどうしてもしたくなるのがスタッフをひっくり返すこと。。。らしい
笑顔でスタッフのカヌーに近づき船を揺らしひっくり返してくる。
スタッフを追いかけてこぐ様は大人顔負けの速さ。女性スタッフ(みかん)は、あっという間に水の中に落とされる。
水に入るのは寒いからとカヌーをする子は,もちろんだがスタッフが捕まえて沈める。
そんなかんだで、自然とみんな川の中。体が冷えたら、火を起こしてあったまっておやつを食べて。

本部遊び組は、ハンモックでのんびりしたりクラフトをしたり。
何よりも人気があったのは野田さんち周辺に潜む蛇を捕まえて食べよう。
蛇が出るなら捕まえて食ってやれっと藪の中を探し3匹蛇を捕まえた。
いつからだろう。川の学校で蛇を食べだしたのは。。。
首の皮を切って引っ張り内臓を出し肉にする。蛇の皮はするするっと剥けてなかなかおもしろい。
1匹は、スタッフが手本を見せ残りは子どもで自分でさばく。皮をはぐ手の感覚は一生忘れないだろう。
さばかれた蛇は、から揚げになり胃袋に収まっていく。
味は、なかなかよかったよう。もし蛇を見つけたら是非食べてみていただきたい。

夜は、野田さんちの川の裏でエビ獲りをしたり焚火をしたり。
夜はまだまだ長い長い。
今回のキャンプは、スタッフのちかが誕生日。川ガキたちがサプライズでケーキを焼いてプレゼント!!
裏で必死に隠れて作ってたんだぞ!!

そして夜話は、ちかとぐっさんがしてくれた。

ちかは、なぜ勉強をするのか?

ぐっさんは、山の話と自転車旅の話をしてくれた。

日頃まじめな話をしないスタッフからのおもしろっくて、ワクワクするまじめな話に子どもも引き込まれていく。

ぐっさんは次回のキャンプで、写真をもってお話をしてくれるそう。楽しみだ!

こんな感じであっという間に1日が過ぎて2泊3日のキャンプが終わる。

はやいなぁ。
もう四回が終わる。
川ガキたちの集合写真の顔もたくましい。

次は、最終回 善入寺島!!
お楽しみに♪

(ロック)

















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