15期2回目研修
4月18、19日 場所・鮎喰川


第2回目の研修が行われた場所は鮎喰川。民家が近くにあり、自然豊かなのびのびした場所でした。今回の研修ではどんなことが学べるのかワクワクする!みんなのことももっと知りたい!


【1日目 4月18日(土)】

まず初めはみんなお久しぶりからの積み込み、そして現地でのテント設営。前回の研修で建てたから余裕よゆうと思っていたら案外忘れていることが多かった。ちょっとショックである。次からしっかり建てれるように順番など忘れないようにしよう。十画テントなるものを今回初めて建てたがなかなかにおもしろい。みんなと声を掛け合ったりしながら協力し、前回教えてもらったロープワークをくししながら建てました。

お昼ご飯の後は鮎喰川のフィールド散策。テント設営した場所から少し上流に行き下流の方に流れていく。まだ少し肌寒かったがプカプカ浮かびながら流れるのはとても気持ち良かった。川の底を覗くと「あっ、あそこあそこ!」「えっ、どこどこ?」と魚が泳いでる姿が見れてみんな楽しそうだった。流れを堪能しているときに、飛び込みの場所や魚がたくさんいるスポット、危険な場所など教えてもらった。飛び込みするときゆっきーが必殺技を見せてくれた。ゆっきー持ち前のアイススケートの技術でスピンを聞かせながら華麗に飛び込みを決めてくれた。みんなが見とれるほどである。下流の方まで流れて行った後はカヌー班ともぐり班に分かれそれぞれ練習した。カヌー班ではカヌーに乗りながら鬼ごっこをしたり、さぶちゃんからひっくり返った時の脱出方法など子どもがいた時をイメージしながら教わった。誰かをひっくりかえす面白さをこの時知ってしまった。もぐり班ではもぐりに苦戦している子もいたがヤッピーが川底から岸にかけてロープをつないでくれ、それをつたって川の底にもぐったりしてとても楽しかった。

夜は工具などの道具の説明をしてもらい、その後なんと肥後の守をみんなに授与された。最初肥後の守と聞いてもピンッとこなかったがもらってワクワク、しほなど歴戦のスタッフが持っていたあの肥後の守だった。肥後の守をもらってテンションが上がっている中使い方を教えてもらった。竹を使ってみんなお箸などさまざまなものをつくっていた。最後は焚火の作り方を教えてもらった。簡単そう見えて案外難しかった。グループを作って一班マッチ3本までという課題で焚火を作った。どの班も何とか火をおこせたようだ。優秀な班ではマッチ一本で火を起こしていた。夜の焚火はきれいで落ち着く雰囲気が漂っていた。


【2日目 4月19日(日)】

朝は釣りの仕方を教えてもらった。15期スタッフには釣りの経験豊富な人が多いが初めて釣りをする人には結構覚えるのが難しそうだ。釣り糸の結び方はロープワークと似ているが糸の細さがまったく違う。細かい作業の連続だがやってみると皆ハマっている模様。なんだか楽しくなってくる。仕掛けができた後場所を移動していざっ、釣りに行かん。まずは魚のえさになる虫探し。女の子たちは虫を触るのを嫌がると思いきや平気な様子。へっちゃらへっちゃら。竿のふり方や魚がいるポイントを教えてもらった後みんなそれぞれ釣りに行った。今回は魚はゲットできなかったが次回が楽しみだ。釣りが終わった後テントを設営している場所に戻りがら引きをした。がら引きとはサザエのついた長いロープで下流から音を立てながらみんなで協力して上流の方に魚を追い込んで捕まえる追い込み漁だ。「わー!」「きゃー!」「入った―!」という声がありながらも魚は0匹。次回こうご期待。その後は見釣りをした。個人的にはこの見釣りが一番楽しかった。その辺の枝に釣り糸と針を結び、虫をひっかけてシュノーケルをつけて川の浅いところで目の前で魚を釣る方法だ。私はこの時ヨシノボリをゲットした。目の前で魚が虫を食べる瞬間を見た時は感動した。

お昼からはくまさんからキッチンの説明や応急処置などの仕方を教えてもらった。どこに何があるのか、子どもがけがをするときはどんな時か、またその時はどう対処したらよいのか。学ぶことはたくさんだ。最後は振り返りをして研修終了。

今回の研修では新しいことをたくさん学べて、みんなのことも少しずつ知ることができた。川での遊びを知るごとにますます川が好きになっていく。でも、今は自分たちだけだが子どもがいたらどうなるのかなどしっかりイメージしなければならない。次回の研修ではいよいよ子どもたちが来る。ワクワク反面ドキドキ反面だ。今まで学んだことを生かしながら頑張っていきたい!

(ひろ)













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