吉野川シンポジウム実行委員会
 
学級日誌
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第5回キャンプ 11月1〜3日(吉野川中流:善入寺島)
   
第4回キャンプ 10月11〜13日(吉野川支流:鮎喰川)
   
第3回キャンプ 9月13〜15日(吉野川支流:穴吹川)
   
第2回キャンプ 8月22〜24日(吉野川上流:本山町)
   
第1回キャンプ 7月19〜21日(吉野川下流:第十堰北岸)
   
第5回研修 6月28・29日(実地研修)
   
第4回研修 6月7・8日(キャンプカウンセリング・川遊び)
   
第3回研修 5月24・25日(実地研修「川ガキオープン講座・吉野川まるあそび」)
   
第2回研修 5月3〜5日(野外生活技術)
   
第1回研修 4月19・20日(川の学校のねらい・第十堰の遊学)
   
 
  スタッフが書いてるよ  
  第2回キャンプ 8月22〜24日
吉野川上流:本山町
 
   
  みんなが待ちに待った川の学校第二回がいよいよ始まった!
今回のキャンプ地は吉野川をずっとずっと遡って高知県の本山町へ。スタッフ一同早明浦ダムのすぐ近くのキャンプ地で川ガキたちがやってくるのを待つ。
そうそう今回は前回来ることができなかったあねご、そして今回限りのわんわんがスタッフとして、前回これなかった川がきのまいも参加。

第一回のキャンプから一ヶ月たち、ひさしぶりの再会で緊張もあったけどやってきた川ガキ達に名前を呼ばれ、たちまち不安は消え去った。
前回スタッフ達からプレゼントしたエビ網を持ってきてる子がいてうれしくなった。

まずは、一刻も早く遊びたい気持ちをおさえテント設営。
みんなちゃんと建て方覚えてたかな?
設営、食事を済ませたらいよいよ遊びだ!
このキャンプ地は遊び場がたくさんあっていろんな遊びができるのが魅力だ。

亀岩からのジャンプ飛び込みができる亀岩っていうその名の通り亀みたいな岩があるところへ行った僕は、躊躇せずに川へダイブする子供達に驚いた。
まこはいったい何回飛び込んだのだろう・・・
8月といえど、山の中の川はとっても冷たいのだ。
唇が紫になってるのに一緒に飛び込もうと言ってくる奴らもいて、すげぇなあ・・・と心の中で思った。

ご飯づくり夜、雨も降ってきたし、遊び疲れたし、みんなすぐ寝ちゃうかなと思ったがそうはいかない。
あいしてるよゲームが始まってしまったのだ。
いつのまにやらたくさんの人が輪になって隣の人に「愛してるよ」と囁いている・・・
この壮絶な光景にあっけにとられていた僕もいつの間にか参加させられていた。
多分 かなこの「愛してる」に照れなかった人と、わんわんとおけいはんのまるで恋人同士のようなやりとりに爆笑しなかったひとはいないだろう。

ヤス突き翌日は男の子軍団と魚を突きに行った。
ヤス突きは楽しい。
最初は難しかったけどみんなすぐに慣れてウグイやらアユカケやらカマツカやらを突きまくる!
「これ、おれが突いたやつ。」といって突いた魚をみせてくれた得意げなヨッシーの表情が忘れられない。
でっかいアユも泳いでいたけどこいつをしとめるのは難しい。

2日目の夜、辰野さんがアイガー北壁を登った冒険の話を聞くみんなの目は輝いていた。
この中にも将来冒険家になる子供がいるかもしれない。

セルビン最終日、早朝、昨日夜中にこっそりセルビンという仕掛けを付けに行った子供達に起こされて行動開始。
カヌーに乗ってしかけを見に行くとウグイが一匹入っていた。
一匹だけだったけど入っていて早起きした甲斐があったね。

ターザンロープ本部前のターザンロープから「1・2・3!・・・ばしゃあーん!」と元気のいい声とみずしぶきの音が聞こえた。
子供達と辰野さんが岩に登り自分の番を待っていた。
辰野さんのテンションも子供に負けてなくてロープから一回転して飛び込んでいた。
「身伸辰野飛び」というらしい・・・
今回一番多くこどもたちのハートをGETしたのは辰野さんかも。

釣り2泊3日は長いようで気がつくともう帰りのバスの時間。
みんなたくさん遊んで満足できたかな?
いや、まだあと3回も残っている。
まだまだそれぞれやってないあそびは沢山あるだろうしこれで満足しちゃいけないのかも。

バスの中からケンがめっちゃ手を振ってくれてなんかすごいパワーをもらった気がする。
このままバスに乗ってみんなと駅まで行きたかった。
次回、清流穴吹川で元気なみんなと一緒に遊ぶのが今から待ち遠しくなった。
子供達が帰り、すごくにぎやかだったキャンプ地がとても寂しく感じた。
 
     
 
報告:しゅう(川の学校第8期スタッフ)