吉野川シンポジウム実行委員会
 
学級日誌
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第3回キャンプ 8月20〜22日(吉野川支流:穴吹川白人の瀬)
   
第2回キャンプ 7月17〜19日(吉野川上流:土佐町)
   
第1回キャンプ 6月12・13日(吉野川下流:第十堰北岸)
   
第5回研修 6月5・6日(直前ミーティングと研修)
   
第4回研修 5月22・23日(キャンプカウンセリング・川遊び)
   
第3回研修 5月1〜4日(実地研修・同窓会)
   
第2回研修 4月17・18日(野外生活技術)
   
第1回研修 4月3・4日(川の学校のねらい・第十堰の遊学)
   
 
  スタッフが書いてるよ  
  第3回キャンプ 8月20〜22日
(吉野川支流:穴吹川白人の瀬)
 
   
  川の学校第三回目キャンプ地は四国一の清流穴吹側!!続々と子供たちが到着!!おーっと。子供達は川につくとすぐに川に入り出したー。この俊敏さには驚いた!!昼ごはんを食べた後は早速、上流と下流に分かれて遊ぶ!!

昼ごはんを食べた後は早速、上流と下流に分かれて遊ぶ!!上流ではカヌー、流れ、見釣り、飛び込み!!上流は見釣りの宝庫。川底に潜むはぜをそっとみみずを上から垂らし、はぜが食いつくのを待つこと数分。パクッと食いついたはぜ。満面の笑みの子供。いい光景ですね〜!!飛び込みしてくだいといわんばかりの岩の上からの飛び込み!!まずたいこが赤パンとびで飛び込みの見本を。たいこは今回計10回?ほどして首がむちうち気味になってしまったそうな。良い子はほどほどにしようね。子供達はみんながみんな叫びたい事をさけびつつ、飛び込みを。そして、川がきレンジャーも上演したそうな。

飛び込みしてくだいといわんばかりの岩の上からの飛び込み!!下流では力強い川の流れでひたすら「流れ」をして遊び続ける子供達。この下流の流れにおいては、水の中で魚達が必至で川の流れに逆らって泳いでいる様子が見られた。その魚にならって必死で川の流れに逆らい泳ぐのも、またとてもおもしろい。これをシャワークライミングって言うんだったけ?まあなんでもいいや。まるで魚になったかのような気分になれる。

自然には遊び場がいくらでもあるのだなあそして、下流で遊んでいる子供が「あっ、あんなところに橋がある。てことは川がむこうにもあるんじゃない」と穴吹川に流れ込んでくる小川があるのを発見した。それで、さっそくその小川にそって上流に歩いてくと、すごく澄んだ泉があった。あの、まるでイソップ童話「金の斧。銀の斧」の中で登場する泉のようで、妖精が出てきそうな泉だった。子供達はその泉を「秘密の泉」と名づけた。その秘密の泉には滑り台のような岩があり、なんどもみんな滑っていた。自然には遊び場がいくらでもあるのだなあ〜と感心させられる場所だった。

夜は野田校長の夜話。世界各国を旅した話から、野田校長自らのこれまでの生き方の話。その話には「日本人は危ないことを子供にさせたがらない、だが、それが本当に子供のためになるのか」「こうしなきゃいけないなんていう生き方はない」っていうエッセンスが散りばめれてられていて、子供たちにとっては新鮮かつ今後の人生に影響を与える話だったのではと思う。スタッフの僕にとっても、とてもためになる話だった。

そして、その後釣り名人の玄さんが釣った鮎を差し入れしてくれた鮎を1人1匹ずつ料理。鮎に塩をまぶし、竹串を突き刺して、焚火のまわりに並べて、焼いて食べる。こんなぜいたくはなかなかできない。

見釣り穴吹川は最初に書いたとおりにものすごくきれいな川だ。そんな川の中においては、外から見ただけの川の姿ではない、その表面とは違った、魚や川の生き物たちの必死な生き様が繰り広げられるハードな光景を目のあたりにすることができた。
自然に行くといつもしっかり生きよう、頑張ろうと元気をもらえるのはこんな生き物の姿に感化されるということもあるのかと思った。

次回は鮎喰川だ。10メートル近くはあると思われる飛び込みの崖がある楽しみだ。いったいどんな遊びが僕達を待ち受けているのだろうか。今から楽しみで仕方ない!!
 
     
 
報告:れお(川の学校第10期スタッフ)